僕はタイガー

ただの日記でしたが、2015年9月から娘ログになってしまいました。

妊婦の電車通勤

平日の朝の電車は、毎日が闘いです。私は乗り換え一回で、トータル一時間くらい電車に乗って通勤してます。まず降りる駅の階段の位置や乗り換え位置を見越して車両を選択し、さらに車両内でのポジションを決め、乗客の乗り降りが多い駅ではじゃまにならないように微妙に移動したりと、いろいろ考えながら電車通勤してます。たぶん、首都圏に向かう電車で通勤してるほとんどの人がそういうことを考えて電車に乗ってるのではないかと思います。何も考えずに乗っている人もいますけどね。

普通の状態でも大変な朝の通勤電車。妊婦はもっと大変でした。

まず、妊娠してることを知らせる思いやりマーク。これをアピールするだけで、席を譲ってもらえる!なんて考えてつけてる人は少数派だと思います。私は4ヵ月頃までつけるのをためらってました。理由は、なんとなく自分がつけちゃっていいのかわからなかった、周りに私妊娠してます!とアピールする自信がなかったからです。まだお腹が大きくなってないから見た目は普通だし、妊娠してるからといって優先席に座るのも気がひけてマークもつけずあえて立って通勤してました。電車が遅れて激混みで、ぎゅうぎゅうにお腹を圧迫された時に初めてマークをつけておけばよかったと思い、以後つけるようにしてます。お腹のふくらみが目立たない時期は、一番つわりがつらく、流産の可能性が高い時期なので、何かあったときのためにも本当はつけるべきだと思います。

通勤電車での妊婦のポジションについてです。妊娠しているということで、一応席を譲ってもらえる立場です。ですが!マークをつけて妊娠を周囲にアピールしているから席に座れるようになったかというと、全くそんなことはありません。平日朝のサラリーマンは大変なのです。他人を気にかける余裕などないのです。みなさん下向いてスマホをいじるか、腕組みをして寝ています。そんな状況ですから、忙しい朝の時間帯に妊婦が電車に乗ってくるなよ、と思われてるんじゃないかとつい思ってしまいます。なので、自然と優先席付近に足が向くんですよね。優先席は車両の連結部にあって、最も人の出入りの激しい出入り口付近よりは混んでないことが多いです。なので妊婦は優先席周辺に集まってきます。譲ってもらえることを期待してるわけではありませんが、邪魔にならない位置にいようとするとどうしても優先席付近になってしまいます。

どうしても座りたいときもあると思います。つわりでつらいとき、腰が痛くて立っているのがつらい時なんかですかね。いくつか方法はありますが、時間に少し余裕があるときに有効で、一番簡単な方法は「電車逃し」です。一本電車を逃して、待ち列の最前線で次の電車を待ちます。これで次の電車で座れる率が上がります。そもそも初めから混んでる電車に乗るときは効果なしですが、私は毎日乗り換え駅でやります。

次は「席を育てる」です。時間に余裕がなくて、今来た電車に乗らないといけないときは、空き席を育てます。そのうち空きそうな席の前をキープするのです。例えば、ギャル系のお姉ちゃんが座っていたら、渋谷で降りることを予想して席の前をキープします。そして予想通りにお姉ちゃんが渋谷で降りたらそこに座ります。予想が外れる場合もあります。がっかりします。

どうしても座りたい妊婦さんにオススメの最終手段は、「通勤時間をずらす」です。私はつわりが始まった頃から時短勤務を申請して、一時間遅く出社させてもらうようにしました。効果はバツグンです。私の場合はですが、乗り換えてからの混み具合が全く違いました。座れないにしても、ぎゅうぎゅうに押されることは遅延でも発生しない限りほぼありません。快適です。

以上、妊婦さんと電車通勤についてでした。長い割に思ったより中身の薄い内容です。でもどうしても書いておきたかった。うまれてから見返せるように残しておきたかったのです。産休まであと1ヶ月。これ以上大きくなったお腹で通勤する姿が想像つきませんが、家でひましてるよりは全然気が楽なので、働けるまで働こうと思います。