一区切り

父が亡くなった。どうにか飛行機に乗って駆けつけ、通夜葬儀をこなしてかえってきた。会社を経営してたこともあり、たくさんの人に来てもらえた。また父の人柄か、多くの人が父の棺を前に男泣きしてくれた。真面目で正直であったかい人だった。一方、うちの親族には私と妹以外で本気で父の死を悲しんでいる人間がいない。母は頭がおかしくなってテンション高い。こんなときまで親戚連中は足の引っ張り合い化かし合いをしている。父はこんな人たちと一緒に暮らしてつらかっただろうと涙が出てくる。遠くから婿に来て、地域に馴染もうとしたのに親族はこの仕打ちか。お父さんようやく楽になれたね。おつかれ。

実家では気持ちが落ち着く暇がなかったが、東京に戻ってきてようやくしみじみと泣けた。で、無理がたたったのかこのところ体がしんどいなーと思ってたら、貧血になってしまった。処方された鉄剤を飲むが昨日の夜中吐く。産むまであと少しなのにしんどい。あと、大学院時代大好きだった人から夜中に「14日空いてるー？」と浮かれたメールが。彼も私も既婚者。彼の考えていることはわかるが、会うわけなどない。メールがくるとうれしくてホイホイ会いに行っていた昔の私とは違うのだ。そもそもこの体じゃ会ってなにができるわけでもない。