僕はタイガー

ただの日記でしたが、2015年9月から娘ログになってしまいました。

夢と現実

忘れた頃にたまに見る、あの人の夢。そんなこと言わないでよ、って言われちゃった切ない夢。最近お子さんが産まれてパパになったらしく、パパの姿も容易に想像がついて、考えるだけでほほえましい気分。私も本当はもう一人くらい赤ちゃん産みたいな。子育ては大変だけど、赤ちゃんかわいいもんなあ。親が二人とも生きてて更に近くにいて、旦那がもう少し若ければ!とか考えてしまうとやっぱり積極的に作る気にはなれない。

先日うちの旦那が前の保育園のパパ友とパパ会していろいろ話を聞いてきたらしいが、やはり話題は親元を離れて子育てすることの大変さになり、最終的に日本はもうお終いだ、で締めくくられたらしい。私は海外で暮らしたことがないのでよくわからないが、東京のそこそこ暮らしやすい閑静な住宅街で子どもを保育園に預けて働いているような親(高学歴)は一度は海外で働いたり放浪の旅をしたことがあるらしい。そういう人が子を持つ親になり、日本の社会のシステムにがんじがらめになりながら働いていると、日本はもうダメだ、海外に出るしかないという結論になるそうな。うちの旦那は高学歴ではなくそもそも日本から出たことすらないが。

比較対象がないので日本はもうダメだという意見はよくわからないけれど、確かに子どもを預けて働く身になると本当にいろんなことにしばられている事に気が付く。子どもをいい環境(教育、治安、街のキレイさ、子育てのしやすさ)で育てたいと思うと、東京であればそこそこお金のある自治体に住むことになる。そこそこお金のある自治体というと、税収が多い=お金持ちが多い。治安がいい場所はだいたい地価が高い(お金のない人は住みにくい、外国人が少ない)。地価が高い=住居費が高い。うちの近くであれば新築の3LDKのマンションを買うと8000万くらいで、今は金利が安いけどローンを30年で組むとしたら毎月の支払いは…?考えるだけで苦しくなりそう。賃貸であればうちの近所でそこそこキレイな3LDKだと18~22万くらいかな。毎月20万くらいを住居費にかけられる家庭はどれくらいいるんだろうか。うちは全然無理なので狭くて古いアパートに住んで住居費を抑えているが。夫の稼ぎだけで毎月20万を住居費に割ける家庭もあると思うが、東京でそれだけ家にお金を払っている家庭の大多数は共働きじゃないかと思う。両親が共働きであれば単純に考えると世帯年収が倍になるので住居費にかけられるお金が倍になる。共働きだと子どもはどこかに預けないといけない。実家の親が見てくれるような家庭はいいが、地方出身者は保育園しかない。子どもを安心して預けられる場所があるってありがたい。保育園様々である。なんだかよくわからなくなってきた。

とにかく、東京に実家がある人は強い。

アメリカは日本よりも地域格差がひどいっていう話を聞くけれど、どうなんだろうか。