僕はタイガー

ただの日記でしたが、2015年9月から娘ログになってしまいました。

初夢2023

晦日から元旦の朝にかけて見た夢は初夢とは言わない説もあるが、なんとなく縁起が良さそうだったのでこれを初夢ということにしたい。詳細はなんだか忘れてしまったが、マルチーズのような白い犬が寝ていた。お腹のあたりになんだか黒い塊がありなんだろうと思い、お腹をなでると犬のフンだった。私の手についてしまった。寝ながらフンを漏らしてしまうなんて、具合悪いんじゃないかと焦り、ペットシーツでフンの処理をする。これが初夢。

そして2日の夜から3日の朝にかけて見た夢。どこかの団地のようなマンションにいる私。エントランスで誰かと話していると、不快な臭いがしてくる。上の階の中年~初老の女性の家から臭ってくるようだ。女性の姿は見えないが、女性の家のドアが開いているらしい。身の危険を感じ、家の中に戻る。外は暗くなり、不安になってくる。家の中に入ってくるんじゃないか。部屋の窓が少し開いている。閉めようとすると、外にオオカミ犬が3匹いてこちらに吠えてきた。あの臭いもする。これは誰かの生き霊がついている、と直感的に思った。この夢は縁起が悪そうだ。

 

 

最終出社

一昨日が最終出社日だった。年末のふわふわした空気の漂う中、淡々と仕事をして机の片付けと掃除を済ませ、軽く挨拶をして帰った。大げさに別れを惜しむやり取りもなく、さらっと帰れてよかった。職場や仕事が嫌になった今の私にはそれくらいあっさりしていたのがちょうどよかった。

 

昨年の春に異動になり、慣れない部署で仕事をこなして来たけれど、ずっと辞めたくて仕方がなかった。辞めることが正式に決まり、社内でもその話が出るようになった頃、前の部署の同僚の女性達が食事会を開いてくれた。私と一緒に同じ部署に異動になった女性もいた。うきうきしている私とは対照的に、その女性は堰を切ったように仕事を辞めたくて仕方がないと話し始めた。その女性の本音を初めて聞いた瞬間だった。

 

本格的に会社と退職の交渉に入る頃に、前にいた部署の先輩と飲んだ。誰にどう退職交渉して行くかの相談をした。たまに飲みに行くけれど、いつも仕事の話と、昔の仕事の話しかしない。個人的な話はほとんどせず、毎回仕事の話で終わる。その先輩に帰り際に、仕事を辞めたらお祝いするよ、と言われた。

 

その先輩に昨日会ってきた。普段降りない駅で適当な居酒屋に入った。先輩はサイコロで飲み物が倍量になるチンチロで、倍量を連発した。私は一度も当たらなかった。倍量を3回決めて居酒屋を出る。酔い醒ましのため、近くの広い公園をぶらついた。次の仕事の話をしていたら、ふと先輩が立ち止まり言った。「どうしようもなく好きになっちゃったんだよね。」

 

適当にはぐらかして、そろそろ帰りましょうか、と駅まで歩いた。平静を装いつつ、酒が回った頭で考える。何が?どこが?どうして?いつから?

 

そのまま駅で解散した。私と先輩は会社から支給された携帯電話で連絡をとっている。それ以外の連絡先を知らない。もうすぐこの携帯を返却する。このまま会社に返却して、これまでもこれからも何もなかったことにして全てを終わらせてしまいたい。

生後7年1ヵ月娘メモ

娘が一年生になって半年が過ぎた。あっという間だ。ランドセル姿にも見慣れてきた。身長も伸び、日々縦に長くなっていっている。もう足は20センチ。それでも毎日かわいい。

 

小学生になると、本人の問題だけではいろいろな問題が顕在化してくる。保育園までは主に娘本人に関する悩みや問題だったのが、今は友達との関係だったり、先生との相性や、学校生活についてのあれこれだったり。母の頭も悩ます。もちろん本人も日々ストレスを感じながらも、そのストレスで成長している部分もある。ストレスを自分なりに飲み込んでいる姿を見ると、強くなったなあと感じ、非常に感慨深い。一方でまだまだ子どもっぽい部分もあり、まだ子どもなんだなと安心してしまう。

 

小学校低学年の娘と接していると、小さい頃の妹とのやりとりを思い出す。私と妹は5学年離れており、妹が小1の頃私は小6だった。今の小学生もだが、当時の私の学校でも6年生が1年生の面倒を見るという兄弟学級みたいなものがあった。入学してすぐに、春の遠足で6年生が1年生と手を繋いで近所の自然公園に行ってお弁当を食べる、というようなイベントがあった。先生は良かれと思ったのか6年生の私と1年生の妹をペアにした。その時の写真が今も残っている。

 

妹と私は小さい頃そこまで仲が良くない姉妹だった。私は、すぐに泣いて親に私の事だけ告げ口をする妹がずるくて嫌いだった。小学生で5歳違うと精神の成熟度にはかなりの差があると思う。ついこの間までおかあさんといっしょを見ていた小1と、第二次性徴を迎えつつある小6。

 

当時の自分はまとわりつかれてうっとおしくなったり、かと思えばかわいがったりしていた。今の私と娘と全く同じだ。