僕はタイガー

ただの日記でしたが、2015年9月から娘ログになってしまいました。

ポッドキャストで膝を打った話

物理的に膝を打った話ではない。最近在宅での仕事中にポッドキャストを聞いている。特にはまっていたのがジェーン・スー堀井美香の「OVER THE SUN」という番組。オーバーザサン、つまりオバサンということで、中年が始まってきた私には共感できる話題が多く過去のポッドキャストも貪るように聞いた。

その中で特に印象的だったのが、自分が小さい頃やってた遊びや好きだったことが、その後の人生に影響しているのではないかという話。スーさんは小さい頃ラジカセ録音や、色水作ることや、プリントゴッコみたいな玩具で紙を刷ることにはまりまくっていた。堀井さんは、友達とガラスの仮面に影響されていた時に泥団子を食べ、虫のお墓を作って葬式ごっこをしていたらしい。現在のスーさんは本を書いて出版したり、ラジオパーソナリティをしたり。現在の堀井さんはアナウンサーで、将来は葬儀の司会をする野望をもっていたり。

つまり、小さい頃に好きだったことが、自分の本質的に好きなことであり、成長しても結局そこに戻ってくるのではないか?そう仮説を立てたくなる話である。

私は元々外遊びが大好きで、小学生の頃には野外で生活することに憧れ、森の中に基地を作り、そこで焚き火をする事が好きで学校をサボってまで焚き火をしていた。それと好きな漫画の絵を模写するのが好きで良く書いていた。小学生の頃に父が仕事で使うコピー機を購入したので、好きな絵をコピーしたり、公文のお楽しみ会で使う景品交換チケットをくすねて家で大量にコピーして友達に配ったり、中学生くらいになるとパンクバンドのフライヤーをコピーしてバッジを作ったり。

あとは自由学習みたいなので図鑑で調べた昆虫の生態をまとめたノートを作るのも好きだった。

これってよく考えたら社会人になってからの仕事に全部当てはまっている。

それからなんでも自分で作ることが好きだった。手を動かすことが好き。これは今の自分の生活のスタイルに当てはまっているかもしれない。

小さい頃に好きなだけのびのびやらせてもらったことが今も生きている。私の人生の糧になっている。そう考えると、普段ついつい制限してしまうけど、娘にもそうさせあげないといけないのかな、なんて思う。三つ子魂百までとはこのことだったのか、と感心した話。